鍼灸治療

西洋医学と東洋医学
～病気を診る西洋医学と人を診る東洋医学～

悪いものを取り除いて治そうとする西洋医学に対して、東洋医学は、体全体のバランスをとることで健康になると考えます。病原微生物のように原因が明らかなものや、手術で治せる大きなケガなどは西洋医学が有効ですが、原因不明の症状となると、西洋医学で解明できない時もあります。
そんなとき、鍼灸などの東洋医学が大きな力を発揮します。検査で異常があらわれない不定愁訴も、自己治癒力を高め、体質を改善する事で健康へと導くことができます。
アプローチに違いはありますが、「健康になる」という目的は共通しているため、どちらが良い・悪いではなく、両者を上手く使い分けていくことが大切です。

鍼灸の効果

• 神経を刺激し血行を促進する
• 痛みや疲労の原因となる物質を老廃物として排出する
• 自律神経に効果的に作用し、胃腸や心臓・血管などの働きを調節する
• 痛みを脳に伝える神経経路をブロックするホルモンが分泌される

上記疾患のうち「神経痛・リウマチ・頚腕症候群・五十肩・腰痛・頚椎捻挫後遺症」の慢性症状において、鍼灸の健康保険の適用が認められています。